◎市長(
野口市太郎君) 処分の件でございますが、どこまで処分の対象にするかということについては、それぞれの事案によって考えていく必要があるんだろうというふうに思っておりまして、職員だけでとどまる場合や案件が
懲戒免職とか市民の皆様への影響の度合いとかですね、そういったことを考えた場合には副市長なり私なりに及んだりということもあるかと思います。したがいまして、カチッとしたそういったものはありませんけれども、それぞれの事案に応じて、過去の
処分事例等を見ながら対応していくということになろうかと思います。
◎
総務企画部長(
大賀義信君) お答えいたします。
議員仰せのとおり、
受益者負担と申しますか
利用者負担の分については当然だと思っております。ただ、この施設につきましては、先ほど申しましたとおり、他の施設、県内の
世界遺産の
関連施設との
整合性を考えて、現在のところ無料というところでお願いをさせてもらっているところであります。 当然、展示の内容、今後の運営の方法につきましては一つの
検討課題であると思いますけれども、当面最初につきましては、無料のほうでスタートさせていただきたいというふうに思っております。 以上です。
○議長(
木口利光君)
網本定信議員の質疑を終わります。 次、10番
中西大輔議員。
◆10番(
中西大輔君) おはようございます。 通告に従いまして質疑をさせていただきます。 議案第58号、
議案表の42ページ、
業務委託の
開始予定時期はということで、今回、第58号では、
国民健康保険三井楽診療所及び
国民健康保険三井楽診療所嵯峨島
出張診療所の
診療業務を委託することができることとするため整備を行う必要があるということで提案がされていますが、これは実際
業務委託の開始はいつから始まるのかということをお伺いいたします。
◎
福祉保健部長(
今村晃君) お答えいたします。
委託業務の開始時期は、令和4年4月1日の予定であります。
◆10番(
中西大輔君) 来年度からということでしたが、この
業務委託ですね、今回変わることに伴って
雇用契約ですね、職員の雇用は今のまま引き継がれるのか、それとも、また新たに
業務契約を結び直すのか。職員の働いてる方がですね、どういった身分になるのかということについてお伺いいたします。
◎
福祉保健部長(
今村晃君) その件につきましてはただいま協議中でございまして、継続される方、辞められる方、出てくると思います。
雇用主が変わることにはなります。
雇用主が
診療所を運営する方が
雇用主になるということで御理解いただきたいと思います。
○議長(
木口利光君)
中西大輔議員の質疑を終わります。 次に、3番
丸田敬章議員。
◆3番(
丸田敬章君) おはようございます。 私はあの、議案第62号ですね、
工事請負契約の締結について質疑をさせていただきます。 前回の3月議会にて
土壌汚染除去工事については質疑させていただきました。また、
入札執行後に、この
図書館建設に係る
汚染除去工事を含めての説明は
担当課長から説明を受けましたので、
除去工事を含めた
工事金額にいちゃもんつける気は毛頭ございませんので御安心ください。また市としては足かけ9年、念願の新
図書館完成へ一歩前進というふうに大喜びの職員もなきにしもあらず。しかし、実際はどうなんでしょうかね。どれだけの市民が新
図書館完成を楽しみに待っておられるのか、そして、完成後はどのくらいにぎわい、喜ばれる
図書館になるのだろうか、私も心配しております。 一方で、
福江中学校の音楽室は梅雨入りしてからというもの、
毎日雨降り、雨漏りと闘っている
生徒たち。床はふかふか、天井は落ちてる、教室内は
雨漏り対策のバケツが並ぶ状態。
利用頻度の少ない
図書館建設より、
福江中学校の
校舎建て替えのほうが多額の投資には市民は納得するのでしょう。 前置きはこの辺にしまして、質疑に入ります。
五島市立新
図書館建設工事(建築)、1回目と2回目が不調に終わりました。今回3回目にして落札されたわけでございますが、不調に終わった過去2回の
入札参加者数、そして不調の結果の理由と、これまで市民に向け発信した
図書館建設に係る
広報誌面上での件数を答弁ください。
◎生涯
学習課長(
濱崎正己君) お答えいたします。 過去2回不調となった
建築工事の
入札参加業者はいずれも1者となっております。不調の理由につきましては、第1回目が
予定価格の超過、第2回目が
入札会場での辞退となっております。 なお、
市民向けの
情報発信につきましては、
ホームページ等を主に活用しており、
広報誌での活用はございませんでした。 以上でございます。
◆3番(
丸田敬章君) 1回目、2回目ともに1者の
JV参加、結果にしても超過そして辞退と、今回に2者のJVが参加してようやく落札が決まったわけでございます。私もかなり厳しい建築の
入札内容であったものではないかと思っております。今回
落札予定者になった企業様にはかなりきつい思いで工事に取り掛かられることと思いますが、頑張っていただきたいと思います。 それと先ほども言いましたが、
図書館建設の広報が一切
広報誌でなされていない。誰のために建てるのか、市民に親しんでいただきたいために建てられるのでしょうから、今後は建築、竣工に向けて毎月でも
広報誌に載せていただきたいと願います。 続きまして、
公共工事の
建築物においては、地元産木材を使用する
決まり事があったと記憶しております。新
図書館でも地元産木材が建築のほうで使用されるのか、地元産木材を使用することで
加工費等を含め割高になるのではないのかと、私思料をいたしますが、実際はどうなのか、
使用箇所と地元産木材を使用する
決まり事も併せて答弁ください。
◎生涯
学習課長(
濱崎正己君) お答えいたします。
五島市では、平成26年に策定をした
五島市
公共建築物等木材利用促進基本方針に基づき、木材の
需要創出や地元産木材の安定的な
供給体制を構築するため
公共建築物における地元産木材の
利用促進に努めております。
五島産の
木材利用に当たっては島外での
作業工程が必要となり
輸送コストも生じるため、一般的には他の国産材や輸入材と比較をすると割高になります。今回の工事では
五島産木材の使用により
設計額ベースで90万程度の増額が見込まれておりますが、
基本方針の趣旨にのっとって、新
図書館においても天井、壁、床など、内装で利用する計画としております。 以上でございます。
◆3番(
丸田敬章君) ちょっと割高になるのは致し方ないですね。地元産の木材が使用される、また
子供たちもその地元産の木材の中で、学校をはじめ学習、そして
図書館でも親しむことができるということでこれはやむを得ないものだと私も了承いたします。 続きまして、地元産木材を使用することで地元の企業の
経営状況へ貢献しているものとも私は評価いたします。余談になりますが、このように
公共工事にて
地場産業が受注できる形は本当に評価できるものと思っております。これを見習いまして、税金が投入される
各種補助事業でも地元に貢献できるような取組、例えば
国境離島新法に係る
補助事業の
選考基準にも
地元企業への貢献度を審査の一つの材料として取り入れてもらいたいと思いますね。 最後の質疑になります。これまで地元産木材を使用した実績は
福江小学校をはじめ、
緑丘小学校、そしてこの市役所の新庁舎で建材として使用されているのでしょう。この木材に関しましては島内で加工ができない、島外に出されているわけですが、地元産木材が本当に地元産木材であるかの
材質確認どのようになされているのか、最後の答弁をお願いします。
◎生涯
学習課長(
濱崎正己君) お答えいたします。
五島産の木材である証明については、
森林組合やメーカーなど
関連業者からの
出荷証明や
工程写真等の提出を求めて確認をするということになります。 以上でございます。
○議長(
木口利光君)
丸田敬章議員の質疑を終わります。 以上で、議案第51号外14件について、通告による質疑を終わります。 次に、
関連質疑はありませんか。 以上で、議案第51号外14件について、質疑を終わります。
△日程第16 議案第66号 令和3年度
五島市
一般会計補正予算(第2号) から
△日程第19 議案第69号 令和3年度
五島市
診療所事業特別会計補正予算(第1号) まで、以上4件を議題とし、一括して質疑を行います。 質疑の通告に従い、印刷配付いたしております
議案質疑順序表により質疑に入ります。 12番
網本定信議員。
◆12番(
網本定信君) それでは、補正予算について通告に従いまして質疑を行います。 まず、議案第66号、補正予算資料の4ページでございますが、コミュニティ事業についてお尋ねをいたします。 まず〔1〕ラジオほかコミュニティ防災備品整備事業について、今回補正予算が上がっておりますが、消耗品と配付先ですね。このコミュニティ防災備品整備、これについてどこに消耗品を配付するのか、それについてお尋ねをいたします。 続きまして〔3〕消防団員用現場外套購入事業について補正が上がっております。今回は福江地区9分団27部について配付ということでございますが、今後福江地区以外の配付の予定はどのようになっているのかお尋ねをいたします。 続きまして、第66号、補正予算資料8ページ、今回教育委員会のほうから、本山小学校体育館建設事業の継続費の変更について補正が出てます。今回体育館はどこに建設されるのかですね、継続費と移転先について御説明をお願いします。
◎
総務企画部長(
大賀義信君) まず、私のほうからコミュニティ助成事業の部分につきましてお答えをさせていただきます。 議員におかれましては消耗品というくくりで質疑がなされましたけれども、関連がありますので備品を含めた機材ということで説明をさせていただきます。防災機器につきましては、申請希望があった15の町内会に対しまして7品目を配付する予定で現在のところ準備を進めているところであります。その内容ですけれども、1つ目に、LEDライトセット、これは投光器に三脚といいますかスタンドがついた分でございますけれども、これを浜と中通の2町内会に。2つ目のLEDランタンを、これは手持ちの移動式の投光器具ということですけれども、奥浦、上崎山、下崎山、浜、山手、坪、中須、柏、正山、大川原、泊、大串江上の12町内会に。3つ目の飲料用の水袋を、上崎山、山手、坪、中須、大串江上の5町内会に。4つ目のコードリールを、浜、小泊の2町内会に。5つ目としまして、発電機を、上崎山、下崎山、小泊、山手、坪、中須、柏、正山、大川原、大串江上の10町内会に。6つ目としまして、備蓄ラジオを、奥浦、下崎山、山手、坪、中須、大川原、泊、大串江上の8町内会に。最後のマットレスを、浦頭、下崎山、山手、坪、中須、泊、大串江上の7町内会にそれぞれ配付予定で考えているところであります。 以上です。
◎消防長(
今村威徳君) 消防団員用現場外套購入事業について御質問がありました。 本年度福江地区、令和4年度に支所地区の各部に配付を予定しております。 以上です。
◎
教育委員会総務課長(
吉田典昭君) 本山小学校体育館の移転についてお答えします。 まず、移転先につきましては、校舎前グラウンドの一画を予定しております。あと、継続費の変更につきましては、当初予定しておりました事業費より地質調査の結果、躯体工事等に変更が生じたため増額するものでございます。 以上でございます。
◆12番(
網本定信君) 続きまして、第66号、再度お尋ねをいたします。 今、配付先を部長のほうから答弁いただきました。これは毎年どういうことで申込みを受け付けているのか、その都度受け付けているのかですね。それは町内会とか支所を通じてこういうのが要るからということで申込みを毎年しているのかとか、それについてお尋ねをいたします。 続きまして、本山小学校体育館でございます。ただいま課長のほうから説明がありましたが、移転先は現在の運動場の中ということでございますが、今建っている体育館を壊した後の敷地というのはどのような感じで使われるのかについてお尋ねをいたします。
◎
総務企画部長(
大賀義信君) お答えをいたします。 コミュニティ助成事業の部分ですけれども、これにつきましては毎年行っていることでありまして、例年、前年度の8月ぐらいに自主防災組織、すなわちうちの場合はほとんど町内会になりますけれども、町内会のほうに御案内をさせていただきまして、配付希望、購入希望の聴取をさせていただいているところであります。基本的には助成の予算の範囲内ですけれども、希望があったところにつきましては申請をして配付をしているというようなことでございます。 以上です。
◎
教育委員会総務課長(
吉田典昭君) 本山小学校既存の体育館の解体後につきましては、県道の一部となるものを除いてグラウンドの一部となります。 以上でございます。
◆12番(
網本定信君) 議案第66号については分かりました。 続きまして、本山小学校体育館建設事業でございます。現在体育館と学校は上のほうを歩道橋でつないでおります。今回、現在の運動場の中に体育館ができるということで、今の課長の答弁については旧体育館の跡は県道の拡幅工事、残った部分は運動場として使うという答弁でございましたが、体育館との頻度によってはですね、あそこは県道を横切って旧体育館のほうに行かなくてはならないんですが、そのときのですね、交通安全ということについては、多分
子供たちが移動する、そういうのについては県道を横断しなくてはならないというふうに思うんですが、それについてはどのような態勢にしているのかお伺いいたします。
◎
教育委員会総務課長(
吉田典昭君) お答えします。 既存の歩道橋の解体後には、新たに歩道橋が設けられます。 以上でございます。
○議長(
木口利光君)
網本定信議員の質疑を終わります。 次に、11番
草野久幸議員。
◆11番(
草野久幸君) 議案第66号 令和3年度
五島市
一般会計補正予算(第2号)の中で、1点だけお伺いいたします。 補正予算資料の6ページ、事業名、旅客航路事業対策
補助事業。この事業は、離島航路の欠損金に対して毎年補助される事業であります。令和2年度は4航路、合計で3億9,219万8,000円欠損が出ていると説明資料に書かれております。昨年までは、説明資料で各航路別に詳しい説明がなされていました。しかし、今年度は合計額しか説明されておりません。 そこで、昨年度同様、運航会社と各航路の補助額をお聞かせください。そしてあわせて、なぜ今年度からこのような説明資料となったのかもお聞きいたします。
◎
産業振興部長(
井川吉幸君) まず、各航路別の欠損額につきまして御答弁いたします。 まず、久賀航路、椛島航路が同一事業者で、1億1,113万1,290円。赤島・黄島航路が5,620万8,885円。嵯峨島航路が2,808万4,620円。奈留~上
五島航路が1億9,677万2,929円となっております。 以上でございます。
◎
総務企画部長(
大賀義信君) 予算の担当をしておりますので、私のほうから資料につきましては説明させていただきます。 今回の補正予算の資料から市の
ホームページ等に掲載することとさせていただきました。その際に、資料の内容の見直しを行ったというところであります。見直しの結果、各航路別の欠損額につきましては記載をしておりません。 以上です。
◆11番(
草野久幸君) まず私が聞いた航路別は分かりました。会社名が入ってない。会社名をお聞かせください。そしてもう1つ、今部長の答弁ではホームページにこの資料を掲載していると言うんですけれども、私も大分探しましたけれども、見つけにくい掲載ですよね。そこはそことして、なぜ、ホームページに掲載したら去年の方式で各航路別にできないのか、ここを再度詳しくお聞かせください。
◎
産業振興部長(
井川吉幸君) 会社名についてお答えをいたします。 まず、久賀航路と椛島航路が有限会社木口汽船様、赤島・黄島航路が有限会社黄島海運様、嵯峨島航路が嵯峨島旅客船有限会社様、福江~奈留~上
五島航路が
五島旅客船株式会社様です。 以上でございます。
◎
総務企画部長(
大賀義信君) 記載をしなかった理由というところでございますけれども、航路ごとの欠損額を記載した場合、事業者の
経営状況を公表することにもなりかねませんので、適切ではないというふうに私どもとしては判断したところであります。 以上です。
◆11番(
草野久幸君) 会社名はありがとうございます、分かりました。 あとは、市民の知る権利の問題ですよね。ホームページでしたら会社の経営内容が分かるかもわからんみたいな答弁なんですけれども、私はそれはおかしいだろうと思います。税金の中から出てるんです。そしたらしっかり市民に今までどおり、今までやってなかったんなら私言いませんけれども、ホームページに掲載し出した、だからここは表に出しませんよという言い方なんですよね、非常に私は違和感があるんです。税金の中から補助金を出すんです。なら、我々ももちろん委員会とか、いろんな中で質疑はしていきますけれども、市民の知る権利を、これは確保するべきじゃないかなと思いますが、いかがですか。
◎
総務企画部長(
大賀義信君)
議員仰せのとおり、市民の皆様方の知る権利というのは大切だと認識しております。 今回はこういうふうな資料の提供をさせていただきましたけれども、今後につきましてはいろいろ相対的に、また精査をしながら検討していきたいというふうに思います。当然必要な部分、ちょっとここについてはというのは、相対的に私どものほうで判断をさせていただきたいというふうに思っております。 以上です。
○議長(
木口利光君)
草野久幸議員の質疑を終わります。 次に、10番
中西大輔議員。
◆10番(
中西大輔君) 通告に従いまして、議案第66号、補正予算資料の5ページから質疑をさせていただきます。 鳥獣被害対策ICTイノベーション事業についてですが、3点質疑があります。 1点目は、本システムを導入した後、2年目以降にもこの機材ですね、もろもろ維持管理の経費がかかると思うんですが、その維持管理の経費の概算についてお伺いします。 2点目は、そのシステムを導入した後の維持管理費用を誰が負担するのかということをお伺いいたします。 3点目は、有害鳥獣
情報発信SNSの導入というところで予算が計上されているんですけれど、その詳細についてお伺いをいたします。 そして同じく、議案第66号、補正予算資料の7ページですが、地域文化観光推進事業について、こちらも3点お伺いいたします。 まず第1点として、この本事業の多言語化対応は手段であって何かの目的があると思うんですが、その目的や背景についてお伺いをいたします。 そして2点目は、現在観光アプリがあってダウンロードできる状態になってるんですが、かなりの数の観光地が登録されていますが、一部の観光地は音声案内というのが登録されていません。なので、今登録されている観光地の数と、その観光地の数の中で音声案内が登録されていない数を教えてください。 そして3点目は、アプリがですね今日本語版だけに対応してると思うんですけれども、今あるアプリ、開発されてからどれだけダウンロードがあってるのかということをお伺いいたします。
◎
産業振興部長(
井川吉幸君) お答えいたします。 まず、本システムの導入後の維持管理費についてでございますが、有害鳥獣出没捕獲等情報処理システムに係るクラウド利用料と有害鳥獣予報システムに係るSNS利用料について約40万円程度を見込んでおります。 その維持管理費は誰が負担するのかということでございますが、これは市が負担する予定としております。 3番目に、SNS導入の具体的な中身についてということでございますが、ICT赤外線カメラ等を利用して蓄積された有害鳥獣の捕獲データ等を基に出没を予報して、被害が起こる前に住民や捕獲従事者等に周知を行うような中身というふうになっております。 以上でございます。
◎
地域振興部長(
米山尚志君) 私のほうから、音声ガイドアプリについてお答えいたします。 現在のアプリにある観光地の説明については、既にその一部が多言語化されております。本事業の多言語化は未対応の不足分を補うものと、新たに観光地として追加する観光地の多言語化に取り組むものになります。多言語化はガイド不足を補う効果を期待するとともに、アプリの利便性を高めることで外国人観光客だけでなく日本人観光客の移動の利便性を向上させるためのものです。 また、本事業は国の認定を受けた長崎県文化観光推進地域計画において
五島市観光歴史
資料館を拠点とした周遊ルートを整備することにより、文化的観光資源の付加価値を高め、コロナ禍の終息後を見据えた新たな観光コースとして誘客促進につなげることを目的としております。 観光地の登録の数なんですけれど、現在アプリに登録されている観光地の数は113件です。そのうち、音声案内が登録されてない観光地の数は93件となっております。 ダウンロードの件数については、現在まで8,501件となっております。 以上でございます。
◆10番(
中西大輔君) まず、鳥獣被害対策ICTイノベーション事業についてですが、そのSNSっていう形、一般的には、3番ですね、有害鳥獣
情報発信SNSなんですけれども、SNSっていうのは一般的にフェイスブックとかツイッターとかそういったものだと思ってるんですが、今回導入するSNSっていうのは、そういった一般的なSNSとは違うという認識でよかったでしょうか、というのが1点。 そして、地域文化観光推進事業についてなんですけれど、観光歴史
資料館を拠点として周遊ルートをつくるということでしたが、それは観光ガイドの不足というところに結びついてくると思うんですけれど、誰がそういったコースを設計というかデザインしていくのかということが気になりますので、回答をお願いいたします。
◎
産業振興部長(
井川吉幸君) お答えいたします。 ここに書いておりますSNSにつきましては、一般的なツイッターとかフェイスブック等ではございませんで、ここで構築をするシステムの中で利用するというふうなことになっております。 以上でございます。
◎
地域振興部長(
米山尚志君) 周遊コースについては、市内の観光関係団体と協議しながら決めていきたいと思います。 以上でございます。
◆10番(
中西大輔君) 最後に1点だけですね、有害鳥獣のSNSについてなんですが、独自のものをつくるというような理解なんですけれども、御高齢の方が多い地域ですので、やはりスマートフォンを持ってないから、そもそもその情報をですね把握できないんじゃないかというふうに思うんですが、そのスマートフォンでそういったアプリを、まずそもそもダウンロードするといったことがですねできないというか、持ってないという方が多いと思うんですけれども、そういった方に対しては、事前に有害鳥獣の発生を検知するというものの情報をどのようにお伝えするのかということを最後にお伺いいたします。
◎
産業振興部長(
井川吉幸君) その点につきましては、今のところ利用者につきましては捕獲隊でありますとか、鳥獣から被害を受ける施設であるとかっていうところを基本的には想定はしているんですけれども、今後システムを拡大していく中で、御高齢者の方がいらっしゃってそういうスマホの利用というのが難しいようであればですね、そこら辺につきましてはそれぞれ個別にでも操作の方法とかを教えるというようなところで対応せざるを得ないのかなというふうに今のところは思っております。 以上でございます。
○議長(
木口利光君)
中西大輔議員の質疑を終わります。 次に、8番
柳田靖夫議員。
◆8番(
柳田靖夫君) 皆さん、おはようございます。 それでは質疑をさせていただきます。 まず、議案第66号、補正予算書11ページ、6款の農林水産業費の12節委託料につきまして、鳥獣監視システム構築
業務委託料に関して、鳥獣監視システム構築業務の詳細と期待される効果についてお伺いします。 続きまして、同じく、議案第66号、補正予算書11ページ、9款消防費の消防団活動用備品及び自主防災組織への防災用資機材の内容についてお伺いします。これは、町内会等の地域に密着して活動をする団体に対するコミュニティー助成だと思いますが、回答をよろしくお願いいたします。
◎
産業振興部長(
井川吉幸君) まず、システムの内容でございますが、ICT赤外線カメラ等を山間部にまで導入するための移動式中継器2機の開発と、収集蓄積された有害鳥獣の捕獲データ等を基に出没を予測して被害が起こる前に住民や捕獲従事者等に携帯アプリ等により情報提供するためのシステムの構築でございます。なお、設置につきましては玉之浦町小川地区と荒川地区のそれぞれ1か所に移動式中継器を設置し、山間部でのICT赤外線カメラやわな監視カメラの利用を行います。 効果でございますが、システムの導入により鳥獣の出没が事前に予測可能となり、山間部まで捕獲域を広げながら効果的にわなを利用できることから、有害鳥獣による被害の軽減が期待されると考えております。 以上でございます。
◎消防長(
今村威徳君) 消防団員の活動用現場外套についての質疑でありますが、今年度は福江地区の各部に2着ずつ配付を予定しております。 以上です。
◎
総務企画部長(
大賀義信君) お答えいたします。 防災用資機材につきましては、地域住民の皆様が地域を災害から守るために地域の防災活動に必要な備品を配付しているところであります。先ほど申したとおり、15の町内会から申請がありまして、台風時の避難所で使用するランタンや発電機、ラジオ、LEDライト、マットレス、飲料用の水袋、コードリールなど、7品目を配付しているところであります。
議員仰せのとおり、これにつきましては一般財団法人自治総合センターの宝くじ助成事業の社会貢献事業という事業を活用させていただいておりまして、今回、地域住民の皆様による任意の防災組織であります自主防災組織、町内会の皆様方がほとんどでございますけれども、そちらに配付ということでございます。 以上でございます。
◆8番(
柳田靖夫君) まず、鳥獣監視システム構築業務に関して、まずは玉之浦町から始めるということですが、今後ですね、ほかの地区から要望があった場合はどう対応するのかと、そしてもう一つ、消防団に関して、今後ともこのコミュニティ助成事業を活用して備品購入を続けていくかどうかお伺いします。
◎
産業振興部長(
井川吉幸君) お答えいたします。 鹿の生息数が多いこと、あと、最近イノシシも頻繁に出没しているということで、まずは玉之浦地区から始めたいというふうに思っております。今後は、移動ができますので追加の購入予定は今のところございませんが、玉之浦地区での成果を見て中継器を移動させて他地区でも利用するようなことを考えております。 以上でございます。
◎消防長(
今村威徳君) 今後も続けていくのかという御質疑であります。 今後もですね、このような助成事業を活用しながら続けていきたいと考えております。 以上です。
○議長(
木口利光君)
柳田靖夫議員の質疑を終わります。 以上で、議案第66号外3件について、通告による質疑を終わります。 次に、
関連質疑はありませんか。 10番 中西議員。
◆10番(
中西大輔君) 関連の質疑をさせていただきます。 質疑の内容といたしましては、先ほど、草野議員が質疑されたですね、議案第66号、補正予算資料の6ページの旅客航路事業対策
補助事業についてです。 先ほどの回答ではですね、質疑として市民の知る権利として税金の使途を公表すべきではないかということで、回答としては今後は相対的に精査をしながら検討していきたいということでした。 追加の質疑といたしましては、最初はですね事業者の
経営状況を公表することははばかられるということの回答だったと思うんですが、ほかの
補助事業について、例えば
国境離島新法とかはですね、ホームページのほうに採択された事業者であったり、あとは個人名がホームページ上に公表されているという状況がある中で、先ほど答弁された見直していきたい、検討していきたいということでしたが、例えば
国境離島新法とかほかの
補助事業についても同じように、
国境離島新法だって言ったら
経営状況が分かっちゃうわけですねある程度。なので、そこら辺も含めて総合的に見直しを行っていくのか、あるいは、今回提起された航路事業だけをやるのか、そこをちょっとお伺いいたします。
◎
総務企画部長(
大賀義信君) お答えいたします。
議員仰せのとおり、市民の皆様方の知る権利というのは大切だというふうに思っております。今回、資料から削除したということの大きな要因につきましては、企業の欠損額が出るというところにつきまして、私どもとしては控えさせていただいたというところであります。その他、国境離島の事業採択等につきましては、あくまでも事業の採択、マル・バツというようなところでしているところでございまして、決して国境離島の事業の採択のところに
経営状況とか、そういう部分はなかったというふうに記憶をしているところです。ですので、ケース・バイ・ケースといいますか、全体を見ながら議案の審議に支障のない範囲では提供させていただきますけれども、ほかの部分も相対的には判断をさせていただきたいというところで答弁をさせていただいたつもりであります。 以上です。
○議長(
木口利光君) 中西議員、
関連質疑は1回のみです。 そして、今後のために申し上げますが、
関連質疑は提出議案に対する
関連質疑にとどめてください。 以上で、議案第66号外3件について質疑を…… 3番 丸田議員。
◆3番(
丸田敬章君) 今、議長から注意を受けましたが、我々新人議員はそれを全く知らない。まず、その辺から指導してください。今、ここで言われてもですね、私たち4人はですね、何の指導も受けてないんですよ。いきなりこういうことで止められたくない。 質疑ですが、今中西議員そして草野議員が質疑されました。私もあの66号、補正予算資料6ページ、旅客航路事業につきまして質疑させていただきます。よろしいでしょうか。
○議長(
木口利光君) どうぞ。
◆3番(
丸田敬章君) ありがとうございます。 そもそも、この補助金、何を補うために補助されているんですか、それがまず知りたい。 しかし、これまで私含めて3人が質疑しておりますが、市民の皆さんに疑念抱かれますよ。国の補助金、県の補助金、市の補助金、3つ出ていると思います、この旅客船に関しましては。それも含めて回答いただきたいんですが、これ長崎県のほうにこの補助金の内訳を教えてくれと言ったら長崎県も隠すんでしょうか。 なんかね、私はこのような市政運営、なあなあなこの運営に一石を投じるために市民の皆さんは私を押し上げてくださったんですよ。なんかねもう本当ね、市民に疑惑の念を抱かせないでください。前回の3月議会でもこの疑惑の念は言ってます。 今の3点について、お答え願います。
◎
産業振興部長(
井川吉幸君) 欠損の額について補助をしているということでございます。今回は令和元年の10月から令和2年9月30日までの欠損の分ということでございます。欠損額の中から国の対象となるものがあります。その額を除いた額をおおむね県と市で2分の1ずつ補助をしているところでございます。 県が公表しているのかどうかというところにつきましては、すみません、私は承知をしておりません。 目的についてでございますが、離島航路というのは
五島市にとって非常に大切でございます。島民の足を確保するということでこれにつきましては国、県、市で支援をさせていただいているというところでございます。 以上でございます。
○議長(
木口利光君) 以上で、議案第66号外3件について、質疑を終わります。
△日程第20 請願第1号 少
人数学級・
教職員定数の改善に係る請願 を議題といたします。 請願第1号について、紹介議員の説明を求めます。 12番
網本定信議員。
◆12番(
網本定信君) (登壇)ただいま議題となっております請願第1号につきまして、紹介議員を代表して提案理由の説明をいたします。 請願第1号 少
人数学級・
教職員定数の改善に係る請願 請願者は、
五島市木場町516番地7、長崎県教職員組合
五島総支部総支部長、鹿垣 亨であります。 請願の趣旨を申し上げますと、学校現場では新型コロナウイルス感染症対策や貧困・いじめ・不登校など解決すべき課題が山積し、教材研究や授業準備の時間を十分に確保することが困難な状況となっています。
子供たちの豊かな学びを実現するため、また、教職員の働き方改革を進めるために
教職員定数改善が不可欠です。 こうした観点から、中学校・高等学校での35人学級の実施とさらなる少
人数学級について検討すること、加配の増員や少数職種の配置増など
教職員定数改善を推進すること、学級編制基準の弾力的運用が実施できるよう加配の削減を行わないことについて、国の関係機関へ意見書を提出することを求める内容となっております。 議員各位におかれましては、請願の趣旨を御理解いただきまして、御賛同賜りますようよろしくお願いいたします。 以上で、説明を終わります。(降壇)
○議長(
木口利光君) 請願第1号に係る紹介議員の説明に対し、質疑を行います。 質疑を終わります。
△日程第21 請願第2号 義務教育費国庫負担制度拡充に係る請願 を議題といたします。 請願第2号について、紹介議員の説明を求めます。 10番
中西大輔議員。
◆10番(
中西大輔君) (登壇)ただいま議題となっております請願第2号につきまして、紹介議員を代表して提案理由の説明をいたします。 請願第2号 義務教育費国庫負担制度拡充に係る請願 請願者は、
五島市木場町516番地7、長崎県教職員組合
五島総支部総支部長、鹿垣 亨であります。 請願の趣旨を申し上げますと、学校現場では解決すべき課題が山積し、教材研究や授業準備の時間を十分に確保することが困難な状況となっています。義務教育費国庫負担制度については、「三位一体改革」の中で国庫負担率が2分の1から3分の1に引き下げられました。厳しい財政状況の中、独自財源により人的措置等を行っている自治体もありますが、自治体間の教育格差が生じることは大きな問題であり、全国どこに住んでいても、一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請です。 こうした観点から、義務教育費国庫負担制度の負担割合の引上げについて、国の関係機関へ意見書を提出することを求める内容となっております。 議員各位におかれましては、請願の趣旨を御理解いただきまして、御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 以上で、説明を終わります。(降壇)
○議長(
木口利光君) 請願第2号に係る紹介議員の説明に対し、質疑を行います。 質疑を終わります。 ただいま議題となりました、議案第51号から議案第69号までの19件及び請願第1号、請願第2号の2件については、お手元に印刷配付いたしております別紙付託表のとおり、それぞれの委員会に付託いたしたいと思います。休会中に審査されるよう望みます。 委員会の審査会場は、総務水道委員会を第1委員会室に、教育福祉委員会を第2委員会室に、産業経済委員会を第3委員会室に、予算委員会を議場にそれぞれ指定いたします。 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 次の本会議は、明17日、午前10時から開きます。 本日は、これをもって散会いたします。 =午前11時09分 散会=...